お医者さんの知恵袋
小児の食物アレルギーについて

 専門家による現在の食物アレルギーの管理方針はもはや完全除去ではなく、「正しい診断に基づいた必要最小限の除去」が基本であり、さらには「原因食品を可能な限り摂取するにはどうすれば良いか」という方向を積極的に目指しています。

 乳幼児の食物アレルギーの原因食物は卵、牛乳、小麦の3つが多いですが、小学生以上になると色々な食べ物が原因となります。果物や野菜が原因のアレルギーも増えつつあります。

 食物アレルギーの症状として一番多いのは食べてしばらくして口のまわりや体が赤くなる、などの皮膚症状が9割以上を占めます。口の中やのどの違和感が出たり、吐いたり、咳をすることもあります。明らかに「ゼーゼー、ぐったり」している場合は直ちに救急車を呼び、救急病院を受診することをおすすめします。

 食物アレルギーの正しい診断には専門家の判断が必要となります。症状が出現したときの状況など詳しい話をお伺いするとともに採血データなどを参考にして大まかに判断します。ただ、実際に食べてみないとどの程度まで食べられるか分からないことが多いため、正確な判断のためには経口食物負荷試験が必要となります。経口食物負荷試験は当院で施行可能ですので、食物アレルギー関連でお困りの方は是非当院にお問い合わせください。

院長 奥 典宏先生
十日市場こどもクリニック
TEL:045-983-1018

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