お医者さんの知恵袋
熱性痙攣

 2015年に新しくガイドラインが改定されましたが、自宅での熱性痙攣の対応については大きな変わりはありません。

 痙攣症状(全身硬直、眼球偏移、四肢のピクツキ、意識消失)を認めた時は、痙攣が起こった時間を確認し、衣服をゆるめ、平らな所に移動し、熱を測り痙攣の様子を見てください。

 痙攣が5分以上継続するときやチアノーゼが増強する時は救急車を呼びましょう。

 また、痙攣が止まっても、初回発作、1歳未満または6歳以上の児、痙攣前後に頭痛、嘔吐、麻痺、意識障害を伴う場合は急いで医療機関に受診してください。

 痙攣が2・3分で止まり、意識が戻り、いつもと変わりなければ翌日かかりつけ医に受診しましょう。

 多くの熱性痙攣児は生涯で1回しか起こりませんが、1)両親が熱性痙攣既往2)1歳未満の発症3)熱がでてから1時間以内の発症4)発作体温39℃以下の場合は再発率が2倍以上になるので注意しましょう。

 熱性痙攣予防の座薬もありますので、使用に関してはかかりつけ医とよく相談し決めましょう。

院長 山田 俊彦先生
森の子キッズクリニック
TEL:045-929-5501

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